【地方移住体験記】鳥取での地方暮らし体験記

地域
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こんにちは!

今回は、人口約20万人の地方都市である鳥取市に移住し、5年以上在住している私が、地方都市での暮らしの実態をご紹介していきます。

この記事を読めば、地方都市での生活のリアルな実情を知ることができます。

おまけに鳥取の豆知識についてもご紹介します。

※本ページはプロモーションが含まれています。

地方都市暮らしの実態

どんな街に住んでる?

まず、私が住んでいる街のご紹介です。

私は現在、鳥取県の県庁所在地、鳥取市に住んでいます。

関西から移住してきて、5年以上が経過しました。

鳥取市

人口 約20万人

人口密度 243人/km2

隣接県 兵庫県、岡山県、島根県、広島県 ※鳥取県の隣接県

主要駅 JR山陰本線/因美線 鳥取駅

主要空港 鳥取空港(鳥取砂丘コナン空港)

都道府県単位では”人口最小県”として有名な鳥取県ですが、鳥取市は都市単位でみると、田舎過ぎず都会過ぎない、中規模程度の地方都市です。

暮らし

暮らし面をご紹介します。

徒歩10分圏内にあるもの

  • バス停
  • コンビニ
  • スーパー
  • ドラッグストア
  • ホームセンター
  • 居酒屋
  • 焼肉屋
  • 定食屋
  • ファミレス
  • ラーメン店
  • カレー屋
  • カフェ
  • 純喫茶
  • パン屋
  • ケーキ屋
  • カラオケ
  • 美容室
  • 内科医院
  • 外科医院
  • 耳鼻科医院
  • 歯科医院
  • ジム
  • 公園
  • 交番

最寄り駅は徒歩15分以上と少し離れますが、職場への通勤手段は車通勤であり、駅を利用することがほぼないので、意外と不便とは感じません。

ちなみに、私が最後に最寄り駅を利用したのは4年半前です。

車で20分圏内にあるもの

  • 総合病院
  • イオン
  • デパート
  • 100均
  • 本屋
  • 家電量販店
  • 家具屋
  • スポーツ用品店
  • ディスカウントストア
  • ファストフード店
  • その他各種チェーン店
  • 水族館
  • 博物館
  • 図書館
  • 総合運動公園
  • ライブ会場
  • 空港
  • 古着屋
  • 中古ショップ
  • キャンプ場
  • 有名観光地(鳥取砂丘)
  • 温泉
  • サウナ
  • スーパー銭湯

要するに、なんでもあります。

鳥取市は都市としての規模は大きくないですが、県庁所在地のため恵まれていると感じる部分が多々あります。

例えば、県立図書館と市立図書館の両方を利用できたり、博物館や総合運動公園が子どもの豊かな成長に役立ったりなどです。

生活スタイル

私の生活スタイルをご紹介します。

平日の一日

鳥取市に限らず、多くの地方都市は職住近接により通勤時間が短いです。

そのため、朝は出社直前までゆったり寝ることができ、仕事後は早く家に帰ることができます。

職住近接

職住近接とは、職場と自宅が近い生活スタイルのことです。多くの地方都市は車通勤が主流のため、自宅が駅周辺に縛られることがありません。そのため、職場に近いエリアに居住することが可能なため、職住近接が可能となっています。

また、地方都市では車通勤が主流のため、満員電車のストレスや、電車遅延による遅刻トラブルも避けることができます。

さらに、仕事帰りの途中に買い物に寄ったり、子どもを保育園に迎えに行く際にも、車通勤はとても便利です。

とある休日の一日①

鳥取市の中心市街地からは、海、山、川、湖など、自然のレジャースポットへ1時間以内で行けます。

鳥取市にある自然のレジャースポットをリストアップしてみます。

  • 1,000mを超える標高の高い山
  • 西日本トップレベルで雪質のいいゲレンデ
  • 満点の星空が広がるキャンプ場
  • お肌がツルツルになる源泉掛け流しの天然温泉
  • 大規模で新しいダム
  • 渓流釣りで鮎やマスが釣れる川
  • グランピング可能な湖上の島
  • 水上ヨガができる池
  • キスやシーバスが釣れる海
  • サーフィンもSUPもできる海岸
  • 全国の海の透明度ランキングで上位の海水浴場

アウトドア好きには堪りませんよね!

これら全て、鳥取市の中心市街地から車で30分程度の範囲内にあります。

特にゲレンデは、標高1,200mと標高が高いため、西日本トップレベルで雪質が良いです。

当然、人工雪ではなく100%自然の雪です!

とある休日の一日②

私は月に2回ほど、大阪へ行ってます。

目的はビジネスではなく、遊びや買い物です。

鳥取市の最大の強みは、東京からも大阪からもアクセス良好(かつ比較的安価)であること。

東京と大阪への片道の移動時間は以下です。

東京⇄鳥取 飛行機で1時間15分

大阪⇄鳥取 車 or 特急列車で2時間30分

いかがですか?

「意外と近いな」と思われた方も多いのではないでしょうか?

「地方移住に興味はあるけど、都会から離れるのは不安だな」

という方には、移住先として鳥取市がオススメです。

県庁所在地かつ地方中堅都市という利便性と豊かさもありながら、東京や大阪などへのアクセスの良さも兼ね備えています。

東京、大阪などの大都市へアクセスしやすく、かつ上述の上質なレジャースポットがこれほど多く堪能できるのは、日本全国探しても鳥取市くらいなんです。

【おまけ】よく勘違いされること

島根が近い?

鳥取県は東西に長く、その中でも鳥取市は県東部に位置するため、県の西側で隣接している島根県とは遠いです。

鳥取市からだと、実は島根よりも関西の方が近いんです。

ここで、鳥取市と周辺都市との車での片道移動時間を比較してみます。

兵庫県

鳥取市⇄新温泉町(兵庫県) 約30分

鳥取市⇄佐用町(兵庫県) 約1時間

鳥取市⇄宍粟市(兵庫県) 約1時間

鳥取市⇄姫路市(兵庫県) 約2時間

鳥取市⇄神戸市(兵庫県) 約2時間30分

大阪府

鳥取市⇄池田市(大阪府) 約2時間30分

鳥取市⇄吹田市(大阪府) 約2時間30分

鳥取市⇄大阪市(大阪府) 約2時間30分

島根県

鳥取市⇄松江市(島根県) 約2時間

鳥取市⇄出雲市(島根県) 約2時間30分

鳥取市⇄益田市(島根県) 約4時間30分

岡山県

鳥取市⇄岡山市(岡山県) 約2時間30分

鳥取市⇄津山市(岡山県) 約1時間30分

広島県

鳥取市⇄広島市(広島県) 約4時間30分

鳥取市⇄福山市(広島県) 約3時間

隣接している兵庫県に近いのは想像に難くないですが、大阪市や神戸市と岡山市との移動時間が同じというのは意外ではなかったでしょうか?

広島市に至っては、4時間30分という大阪の倍近い遠さです。

島根と大阪が30分しか違わないのも、とっても驚きです!

鳥取市は中国地方の中でも近畿地方側に位置しているため、同じ中国地方の他の県よりも、関西のほうが近いのです。

近畿地方に分類される三重県津市が、実際には大阪市よりも名古屋市の方が近いということと似ています。

ちなみに、鳥取県の中でも、西部に位置している米子市などは島根に近く、経済圏としても島根県の松江市などと一体となっています。

観れるテレビチャンネルが少ない?

「地方はテレ東が映らない」

これは東京と地方を比べる際によく言われる内容ですが、鳥取市ではテレビ東京系列のテレビ局が映ります。

ケーブルテレビを契約すれば、岡山市の「テレビせとうち」というテレビ東京系列の局が映るからです。

テレ東はアニメ放送が多いため、これでアニメファンも安心ですね。

ちなみに、鳥取市は大阪のABCテレビ(テレビ朝日系列)と兵庫県のサンテレビ(兵庫県のローカル局)も映ります。

鳥取市で視聴可能なテレビ局
  • NHK総合 (NHK鳥取)
  • NHK Eテレ
  • 日本テレビ系 (日本海テレビ)
  • テレビ朝日系 (ABCテレビ)
  • TBS系 (BSSテレビ)
  • テレビ東京系 (テレビせとうち)
  • フジテレビ系 (山陰中央放送)
  • サンテレビ

高齢者が多い?

地方=高齢者が多い

そういったイメージを持っている方は多いですが、実際に数字で見ると、それは間違いだと分かります。

2021年の都道府県別の高齢化率ランキングにおいて、鳥取県の高齢化率は全国17位(32.7%)です。

47都道府県中17位ですから、上位とはいえず、高齢化率は相対的に高くありません。

そのうえ、県全体の総人口は都道府県最小ということもあり、高齢者人口でみると全都道府県で最小(173,000人)です。

鳥取県の高齢者は、割合的にみても人数的にみても多くはなく、むしろ少ないといえます。

田舎独特の変な風習やしきたりが多い?

地方は田舎独特の突飛な風習・しきたりがあったり、人間関係が煩わしいというイメージを持っている人も多いと思います。

しかし、地方都市の中心市街地に住んでいれば、そのような風習・しきたりや人間関係に巻き込まれることはありません。

特にアパート暮らしをしていると、地方といえども、隣や上下の階に住んでいる人の顔も名前も知らないというような状況が当たり前です。

地方移住のネガティブ要素と捉えられがちなこの問題も、中心市街地やアパートに住めば、田舎の風習・しきたり、人間関係とは無縁の生活を送れるため、地方移住のハードルがグッと低くなります。

山陰中央新報、中国新聞が地元紙?

鳥取市の地元紙は、鳥取市に本社を置く「日本海新聞」です。

対して「山陰中央新報」は島根県の地元紙、「中国新聞」は広島県の地元紙です。

これらの新聞は、名前に”山陰”や”中国”が含まれているのでややこしいですが、鳥取県ではほとんど読まれていません。

鳥取県の地元紙である日本海新聞は、鳥取県内の世帯普及率が67.99%と全国2位の高さを誇る数字です。

私の周りでも、ほとんどの家庭が日本海新聞を購読しています。

鳥取市でも全国紙の日経新聞や読売新聞も併せて購読している家庭は多くありますが、山陰中央新報や中国新聞を購読している家庭は見たことがありません。

まとめ

私は5年前、思い切って関西から鳥取市に移住しましたが、とてもよい判断だったと思っています。

日常の衣食住に必要なものは、全て鳥取市内にある。遊びやおしゃれな買い物をしたいときは、大阪や神戸に日帰りで行けばいい

そんな気持ちで鳥取に住んでいます。

「鳥取は田舎だから何もない」

と言う人も多いですが、私からすると、そのような発言をする人は視野が狭いなと思ってしまいます。

この記事がみなさんの移住やデュアルライフの検討に役立っていれば幸いです。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

メッセージお待ちしています!

鳥取市に限らず、地方都市への移住、デュアルライフをご検討中の方、疑問や不安をお持ちの場合は、お気軽にメッセージください。

コメント欄やメッセージフォームどちらからでも大歓迎です。

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