この記事では、野球観戦大好きで夏の甲子園(全国高校野球選手権大会)観戦歴10年のわたしが、夏の甲子園での暑さ対策のコツをお伝えします。
2014年以降、コロナ禍で無観客開催となった年を除き毎年現地観戦しています。
現地観戦するときは開門時間のAM7:00〜全試合終了時刻(だいたい18:00くらい)まで甲子園にいますが、一度も熱中症や脱水症状などになったことがありません。
そんなわたしが、甲子園での長年にわたる観戦歴の中で身につけた、甲子園ならではの暑さ対策のコツをお伝えします。
※本ページはプロモーションが含まれています。
席選び
まずは席選びからです。
というか、これが一番重要といってもいいかもしれません。
夏の甲子園を観戦するとき、わたしが予約する席は以下です。
- 中央指定席
- 一塁指定席
- 一塁アルプス指定席
外野席や三塁側の席は取りません。
なぜこれらの席にこだわるかというと、最も熱い昼時に日陰になるからです。
中央指定席はほぼ終日、一塁指定席は14:00以降、一塁アルプスは16:00以降が日陰になります。
逆に三塁側や外野席は、昼前〜夕暮れまで日向となり、特に夕方の西日によりかなり暑くなります。
朝から観戦していると、ただでさえ疲労がたまっている中での暑さとなるので、とても耐えられません。
応援したいチームが三塁側にいる場合など、三塁側の席をどうしても取りたい場合は、一日中の観戦は避け、該当試合のみを観戦するなど工夫したほうが良いです。
持参するもの
暑さ対策や熱中症対策のために持参するものをリストアップします!
- うちわ2枚
- 冷感タオル
- 汗拭き用スポーツタオル
- モバイルバッテリー
- 日焼け止め
- アロエジェル
- 汗拭きシート
- 冷感ウォーター(肌用)
- 冷感ウォーター(服用)
- 折りたたみ式座布団
- つば付き帽子
うちわ
うちわは2枚あったほうが良いです。
一枚は仰ぐ用、もう一枚は日差しを遮る用です。
うちわで日差しを遮るだけでも効果絶大ですので、あったほうが良いです。
冷感タオル
水で濡らしただけで、ひんやりと冷感を得られるタオルです。
気温が高い甲子園では、ハンディファンなどよりも重宝します。
トイレの手洗い場で何度でも濡らすことができ、電気も不要なのでバッテリーや電池切れを心配する必要もありません。
汗拭き用スポーツタオル
冷感タオルとは別で、汗拭き用のタオルも用意しておくと便利です。
おすすめは吸湿性の良いスポーツ用のマフラータオルです。
モバイルバッテリー
暑さ対策と直接の関係はありませんが、モバイルバッテリーは必須です。
いざというときに連絡がとれるように、スマホのバッテリーを充電しておく必要があるからです。
朝から観戦するとなると、スマホのバッテリーは消耗してしまいます。
特に甲子園では、写真や動画をたくさん撮りたくなるもの。
思う存分楽しむためにも、モバイルバッテリーは持っておいたほうが良いです。
ちなみに、甲子園球場内には、チャージスポットなどのモバイルバッテリーのレンタルサービスはありません。
日焼け止め
日焼け止めは日焼け防止のためだけではなく、熱中症対策としても重要です。
強い直射日光に長時間あたり続けると、皮膚が火傷のように炎症を起こしてしまいます。
炎症がおきると、その回復に体力が消耗されてしまうため、結果的に熱中症になりやすくなってしまいます。
それを防ぐためにも、日焼け止めはたっぷりと塗りましょう。
観戦中は汗で日焼け止めが流れやすくなるので、2時間に1度くらいのペースで塗り直すことがオススメです。
アロエジェル
日焼けで傷ついた肌をケアするために、アロエジェルがあると便利です。
球場で塗ることはないかもしれませんが、帰宅してシャワーを浴びたあとに塗ることで、日焼けによる皮膚のダメージを軽減できます。
汗拭きシート
冷感を感じられるため、とても重宝します。
甲子園で吹く風は、生暖かいことが多いですが、この商品を使用した後であれば、ひんやりとした風に感じることができます。
肌に塗った水分が蒸発することで、実際に表面体温を下げることができるので、熱中症対策にもなります。
冷感MAXの商品がオススメです。
ただし、使用後は日焼け止めを拭き取ってしまうことになるこで、必ず日焼け止めを塗り直しましょう。
冷感ウォーター(肌用)
冷感ウォーターを使えば、汗拭きシートよりも強力にひんやり感を感じることができます。
肌に塗り込むので、汗拭きシートよりは日焼け止めにも落ちにくいです。
冷感ウォーター(服用)
服用の冷感ウォーターも別途あると便利です。
ズボンの下などは、人前で汗拭きシートを使用しづらいですが、これを使用することで、人目を気にせず脚なども冷やすことができます。
折りたたみ式座布団
長時間の観戦には必須です。
アルプスや外野席は固い座席のため、クッションがないと腰やお尻が痛くなってしまいます。
また、日差しで座席がかなり熱くなるので、その熱から身体を守るためにも必要です。
内野席の場合は、日差しが当たりにくく、座席にクッションも付いているので不要です。
つば付き帽子
真夏の観戦では帽子が必須です。
特にオススメなのは、360°つばが付いているタイプの帽子です。
甲子園観戦では野球帽をかぶっている人も多いですが、前方にしかつばが着いていないため、耳や顔の横が日焼けしてしまいます。
オシャレなものよりも、アウトドア用のつばが広い実用的なものがオススメです。
甲子園で買うもの
- かち割り氷
- 甲子園カレー
- 甲子園やきそば
- 新聞紙(無料)
かち割り氷
甲子園ならではの冷感グッズ、かちわり氷です。
言ってしまえば、ただの氷ですが、これがとっても冷たくて気持ち良いです。
体に当てれば部分的に直接冷やすことができるため、熱中症対策にもピッタリです。
1袋300円と少し高めですが、惜しまずに購入することをオススメします。
甲子園カレー
甲子園球場が誕生した大正13年(1924年)から続く伝統の味です。
ただ美味しいだけでなく、塩分や水分も摂れるので熱中症対策にもピッタリです。
カレー自体が熱いので汗をかきやすくなり、かえって熱中症を防げます。
甲子園やきそば
酸味が特徴の甲子園限定焼きそばです。
わたしは少し涼しくなってきた夕方に甲子園焼きそばを食べます。
一日中汗をかいて失われた塩分やミネラル、クエン酸などを摂取できます。
新聞紙
甲子園球場内では、大会日程が記載された新聞紙が無料で設置されています。
荷物に被せたり、席を離れる時に座席に置いたりしておくことで、直射日光からの熱の吸収を防いでくれます。
甲子園での動き
甲子園球場内でのオススメのひんやりスポットをご紹介します。
おすすめ涼みスポット
- コンコースのエアコン(ダイキン)
- 出入り口付近
コンコースのエアコン(ダイキン)
コンコースには大型のエアコンが何箇所か設置されています。
クーリングタイムや試合の合間は人が殺到して冷風を浴びにくくなるので、イニングチェンジ間の時間や、イニング中の時間に涼みに行くことをオススメします。
注意してほしいのが、単に風を出しているだけの送風機ではなく、ダイキンの冷風機を選ぶということです。
下の写真のように「DAIKIN」と書かれた冷風機ならとっても涼しい風が出てきます。
出入り口付近
出入り口付近は外の涼しい風を浴びることができます。
特に一塁側は、日中でも外が日陰となるため、涼しいです。
また、冷風機付近と違って人が殺到しにくく、穴場的な涼みスポットです。
いざとなったら救護室へ
以上の対策をすることで、熱中症になる可能性をかなり低くすることができます。
それでも体調に異変を感じた場合は、ためらわずに救護室を利用しましょう。
球場スタッフへ声をかければ、速やかに案内してくれます。
まとめ|甲子園観戦では熱中症対策を万全に
心に残る名勝負を見せてくれる夏の甲子園。
現地での観戦はかけがえのない体験となります。
熱中症になると身体への負担や多額の治療費がかかってしまうので、熱中症への対策は惜しみなく行いましょう。
そんな甲子園で楽しく安全に過ごすために、この記事がお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント