こんにちは。
今回は、東京と地方都市(大阪、鳥取)の居住経験を持つ私が、東京に住むデメリットについてフォーカスを当ててまとめてみました。
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東京で暮らすデメリット
まずは結論から、東京で暮らす中で特に大きなデメリットについてまとめます。
- 家賃が高い
- 通勤・通学時間が長い
- 物価が高い
- 人が多すぎる
- 周囲のレベルが高すぎる
家賃が高い
東京都内で不自由のない賃貸住宅に住むためには、高い家賃を支払う必要があります。
以下が、都内と地方の1Kの家賃の比較です。
- 東京都心部 9〜12万円
- 23区内(都心以外) 7〜11万円
- 地方都市 4〜6万円
東京都心部に比べると、地方都市の方が5万円ほど安い価格です。
上記は1Kの家賃の比較ですが、1LDK、2LDKと間取りが大きくなるにつれ、その差はさらに開いていきます。
また、賃貸に限らず、持ち家の場合も高価格です。
さらに、都内で戸建てを購入する場合、防犯の観点から、SECOMやALSOKなどのホームセキュリティを導入することはほぼ必須のため、治安の良い地方の住宅よりも、さらに割高になります。
ちなみに地方の場合は、古くから続く町内会などの結びつきが強く、同地域に親戚が住んでいるパターンもあるため、”ご近所の目”というセキュリティにより、空き巣が嫌がる傾向があります。
そのため、ホームセキュリティは不要で、鍵すらかけないというような家庭も多くあります。
わざわざ鍵をかけなくても、不審者や部外者がいれば、すぐにご近所の誰かが検知し、通報してくれるためです。
通勤・通学時間が長い
東京は通勤や通学にかかる時間が長いです。
前述の通り、都内は家賃が高いため、東京近郊3県(千葉県、埼玉県、神奈川県)に住まいを持つ人が多くいます。
東京近郊民と地方民の平均通勤時間と平均通学時間の差は以下です。
- 東京近郊在住 片道約50分
- 地方都市在住 片道約30分
片道約20分の差があり、往復では一日あたり約40分の差が生じます。
一週間に換算すると約3時間20分、一ヶ月では約14時間もの差が生じます。
14時間というと、休日1回分の自由に使える時間に匹敵します。
たとえ就業時間が同じであったとしても、東京か地方かによって、1ヶ月につき休日1回分ほどの差が生じます。
物価が高い
家賃にも通ずるところですが、東京は基本的に物価が高いです。
外食する際も、都心部ではランチが¥1,000以上することは当たり前というような状態です。
それに対して地方では、¥500〜800でも、地元の新鮮な食材を使った美味しいランチを食べることができるお店が多くあります。
これは大阪などの地方の都会でも当てはまります。
大阪の場合は、食材が美味しいというよりは、腕のいい料理人が安くランチを提供しているお店が多いです。
人が多すぎる
東京はとにかく人が多いです。
週末のイベントや人気店に行くと、必ず長蛇の列ができてしまいます。
人が多く集まる分、魅力のあるイベントやお店ともいえますが、並んでいる時間まで含めると、そこまで価値があったのだろうかと疑問に思ってしまうことも多々あります。
逆にGWやお盆、年末年始などの大型連休では、東京に住んでいる人たちが、旅行や里帰りで地方へ向かうため、普段なら混み合っているお店がガラガラなんてこともあります。
周囲のレベルが高すぎる
東京には超有能な人や底知れない意欲を持った人が多いです。
いくら努力をしても、上には上がいます。
そのため競争がとても激しく、心身ともに消耗してしまいがちです。
ここで、「幼い頃から洗練された環境に身を置いている東京出身者なら、そんな競争にも余裕で勝てる」というのは、よくある勘違いです。
東京出身者は、地元が東京であるため、生まれたときから激しい競争にさらされているのは事実です。
その結果として強く育ち、自然と洗練されやすいというメリットもありますが、中には競争に破れてしまったり、進学や就職のタイミングで、地方から出てきた有能な人に負けたりという大きなリスクがあります。
地方出身者の場合、たとえ東京で競争に敗れたとしても、地元に戻って就職すれば、それなりの生活水準を獲得することもできますが、東京出身者の場合はそうもいきません。
東京出身者にとっては地元が東京であるため、東京で敗れてしまうと、帰って再起するための地元が存在していないからです。
まとめ
以上、東京で暮らすデメリットについてまとめました。
東京で暮らすデメリットについて、みなさんのご理解が深まっていれば幸いです。
この記事では、東京暮らしのデメリットについてまとめましたが、東京には東京の魅力があり、東京でしか得られない経験があることも事実です。(東京に住むメリットについては、別記事にてまとめます)
そのため多くの人が、東京の会社に勤めて関東の東京隣接県(千葉県、埼玉県、神奈川県)に居住するという選択をとっています。
しかし私は「地方在住で時々東京に遊びに行く」という生活スタイルを推奨しています。
このような生活スタイルはデュアルライフと呼ばれ、新しく合理的な生活スタイルとして、今注目を集めています。
デュアルライフについてまとめた記事は、以下をご参照ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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