みなさんは、福知山市といえば何を思い浮かべますか?
明智光秀?自衛隊?福知山城?
この記事では、仕事やプライベートで福知山市を頻繁に訪れている私が、福知山市のあるあるをご紹介します!
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福知山市あるある12選
鹿による電車遅延
福知山市は中心部から少し離れると、自然が豊かに広がっています。
そのため、当然野生動物も多く生息しています。
福知山市を通る電車の線路は、自然の山あいを走っている区間も多いため、そのような野生動物との遭遇率も高くなります。
結果として、鹿と衝突したため電車が遅延するということも起きやすいです。
関西弁とはちょっと違う「ちゃった弁」
福知山市は京都府であるため、関西地方に含まれます。
しかし、関西の中心部である京都市、大阪市、神戸市からは離れているため、方言は一般的な関西弁とは少し異なります。
福知山市の方言は、「丹波方言」に分類される「福知山弁」です。
地元の人からは「ちゃった弁」と呼ばれています。
これは、語尾に「〜ちゃった」をつけることが多いことから、「ちゃった弁」です。
お隣の舞鶴市や兵庫県丹波市などでも使われている方言です。
この「〜ちゃった」は、動詞の語尾につけることで、尊敬語の意味を持たせる表現です。
使い方
「Aさんがごはん食べちゃった」
→「Aさんがごはんをお食べになった」
「Aさんが言っちゃった」
→「Aさんがおっしゃった」
のように使います。
標準語の「〜しちゃった」とは意味が異なるので、福知山市への移住者は、この表現に初めて直面すると驚きます。
海も山も都会も近い
福知山市は京都府北部の丹波高原に位置する地方都市です。
福知山市に住むと、海も山も都会も近く、自然と都市のハイブリッド生活ができます。
山は市内の至る所にあり、海は車で40分ほどで舞鶴の海に辿り着けます。
京都市や大阪市へは電車や高速バスで1時間半ほどで行けるので、日帰りも可能なくらい近いです。
また、福知山市の中心部には大型商業施設や全国チェーンのお店もあるので、福知山市内だけで買い物などの日常生活を完結させられます。
まさに田舎と都会のいいとこどりができる街です。
これぞ地方都市ならではの魅力です!
冬はスノータイヤ必須
福知山市の気候は日本海側気候のため、冬は積雪や路面の凍結が頻繁に発生します。
そのため、冬に福知山市内で自動車を運転する場合は、スノータイヤが必須となります。
後述しますが、冬の福知山は霧も出やすいため、運転には細心の注意が必要です。
知り合いに1人は長田野工業団地の勤務者がいる
福知山市には1970年代に作られた長田工業団地(おさだのこうぎょうだんち)という工業団地があります。
内陸にある工業団地としては関西最大級、国内でも有数の400ha(ヘクタール)の大きさです。
そして、なんといってもスゴイのが、福知山市内における、長田野工業団地の就業者の占める割合です。
長田野工業団地に就業する福知山市民は約5,000人であり、これは福知山市内の就労者の1割以上に及びます。
そのため、高確率で知り合いや親戚に長田野工業団地の関係者がいます。
霧が多い
福知山市は日本海側気候のため天気が崩れることが多く、また、盆地であるため秋と冬の時期は霧が発生することが多くなります。
福知山の冬の風物詩ともいえる光景で、他地域から移住してきた人は、霧に慣れていないため、最初は驚きます。
霧が発生すると視界が悪くなるので、運転する際は速度を落とし、周囲に気をつけながら運転しましょう。
榎峠バイパスの完成が待ち遠しい
榎峠バイパスは、福知山市と兵庫県丹波市の青垣をつなぐ国道429号のパイパスです。
現在の国道429号は地域住民にとってはなくてはならない道ですが、”峠”という名のとおり勾配や急カーブが多く、道幅も狭いため交通利便性の悪い道です。
しかし2020年に、そんな榎峠にバイパスが作られることが正式に決まり、2026年の完成を目指すと発表されました。
このパイパスが繋がることで、福知山市からも北近畿自動車道の遠阪ICを利用しやすくなるため、兵庫県北部の丹波地域、但馬地域とのアクセスが大幅に向上します。
兵庫県北部は温泉、ゲレンデ、海、カニと観光資源に富んだ地域でもあるため、このバイパスが繋がることは、地元住民の悲願でもあります。
「さとう」の閉店はショック
2019年秋、48年の長きにわたって福知山駅周辺の活気を牽引してきた「さとう福知山駅前店(福知山ショッピングプラザ)」が閉店しました。
「さとう」は1666年に「さとう呉服店」として創業した歴史ある企業で、現在は北近畿ではおなじみのスーパー「フレッシュバザール」などの店舗を約70店舗を展開しています。
「さとう福知山駅前店」はその本店でした。
「さとう福知山駅前店」にさきがけて2010年に閉店した「福知山ファミリー」と共に、地域とともに成長し、思い出を育んできたお店であっただけに、その閉店は福知山市民に少なからず衝撃をもたらしました。
自衛隊の車両との遭遇は日常
福知山市内には「福知山駐屯地」という陸上自衛隊の拠点があります。
市の中心部である福知山駅からも近く、また幹線道路である国道9号線(国道176号線との併用区間)のそばにあるため、日常的に自衛隊の車両を見かける機会が多くあります。
自衛隊の車両は有事に備えて迷彩柄で塗装されているため、視認性が悪いです。
福知山市は霧の多い地域でもあり、霧発生時はただでさえ視界が悪いので、運転時は自衛隊の車両を見落とさないよう、特に注意して走行する必要があります。
市街地に突如現れるロケット
国道9号線(国道176号線との併用区間)を走っていると、福知山駅付近で北側に突如としてロケットが現れます。
しかもこのロケット、よく見るとクルクルと回転しています。
実はこれ、「大嶋カーサービス」という車検や車の整備、中古車販売などを行なっているカーサービス店のオブジェです。
なんでもこのロケット、設置作業は大嶋カーサービスの社員さんが自ら行ったそうです。
なぜ車屋さんにロケットがあるのか気になるところですが、店員さんに尋ねると教えてくれるそうです。
気になる人は、ぜひ直接訪れて聞いてみてください。(もしよかったら、私にも教えてください)
自動改札機設置はちょっと寂しかった
JR福知山駅の改札は長らく有人改札でした。
そのため、福知山駅で乗降する場合は、駅員さんが切符の内容を確認してスタンプを押していました。
しかし、2021年2月、福知山駅にもついに自動改札機が導入されました。
それにより、ICOCAやSuicaも利用できるようになったため、利便性は一気に向上しました。
でも、従来の人の手による温かみのある光景がなくなってしまうことは、一抹の寂しさを感じました。
明智光秀への畏敬の念
時は戦国時代、明智光秀は織田信長の命令により、丹波国を平定し、福知山城周辺に城下町を築きました。
明智光秀といえば、本能寺の変によって織田信長に謀反したことが有名であるため、世間一般では悪役のようなイメージのあります。
しかし、丹波国を治めていた数年間、善政を布いていたため、明智光秀は現在でも福知山市民から敬愛されています。
2020年に主役・明智光秀のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」が放映された際は、市を上げての観光PRも行われ、一大フィーバーとなりました。
まとめ
以上、福知山市あるあるでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
追加して欲しいものがあれば、お気軽にメッセージください!
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